「特許出願件数は企業の技術開発力
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国の産業活力の指標」

　昭和６３年をピークに我国の特許出願件数は急流を下るように長期低落を続けています。こうした特許出願件数の急落傾向と歩調を合わせるように、我国の企業の技術力は外国企業に追いつかれ追い抜かれる有様で、我国の産業経済に不況風が吹き荒れている現況は皆様ご承知のとおりで、知財立国のかけ声が虚しく響きます。
　企業の技術開発への意欲と取り組みが、特許出願件数として如実に示されます。他社に先駆ける特許出願こそが、企業の活力と発展を生み、ひいては我国の経済繁栄の源泉となります。
　私共弁理士は、発明者が長年の努力と苦心の末に生む発明を上手に取り上げる産婆役として、更にその発明の発育を助勢し、特許権という有為の成果に育てあげる仕事に生きがいと励みを感じています。良い仕事の成果が我国の経済、産業の活性化と発展に寄与すると信じています。
　私共（事務所）の目標は、じっくり相談、検討して発明の理解・把握につとめ、出願人の意向に沿った発明の保護、育成に全力を尽くすことです。
　もとより、取得された特許権等の行使に関しても、是々非々の見地で正々堂々と主張することにお力添えをしたいと念願してます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年10月　 所長　 弁理士　　山名　正彦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　 副所長　弁理士　　筬島　孝夫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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